「仕事を辞めたい。今すぐ誰かに電話で相談したい。」そんなとき、まず知っておきたいのは安全の確保と正しい窓口の選び方です。
このページでは、公的機関を中心とした電話相談を、目的別・時間帯別にわかりやすく整理しました。
退職の伝え方や手順、残業代・有休・ハラスメントの不安、心身のつらさ、家族や恋人に言いづらい気持ちまで、状況に合わせて使える電話先を紹介します。
料金や受付時間は変更されることがあります。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
仕事を辞めたいと思ったら|最初の安全チェック
まずはいま安全かどうかを確認します。暴力・脅し・つきまといなど緊急性がある場合は、ためらわずに110番へ連絡してください。
緊急でない相談は#9110(警察相談専用電話)でも受け付けています。受付時間は都道府県で異なります。政府や警察の公式ページで最新の案内を確認しましょう。
そのうえで、記録を残すことが大切です。日時・場所・会話・メールやチャット・タイムカードなど、後から事実を振り返れるようにメモやスクリーンショットを保管しておきましょう。
ハラスメントの整理方法や相談の流れは、厚生労働省の特設サイトで確認できます。
まず頼れる公的・中立の電話相談(無料中心)
労働条件相談ほっとライン(厚生労働省委託)。残業代・長時間労働・シフト・有休・解雇など幅広く相談できます。
平日17:00–22:00/土日祝9:00–21:00。番号は0120-811-610。外国語対応の案内があります。夜間・土日もつながる点が心強い窓口です。
総合労働相談コーナー(労働局・労基署)。解雇・雇止め・不利益取扱い・配置転換・ハラスメントなどの相談窓口です。
基本は平日の日中対応で、各地の受付時間は異なります。電話でも相談できるので、近くの窓口を検索してみてください。
法テラス・サポートダイヤル。退職や未払い賃金など法的な整理が必要か迷うときの入り口に向いています。
番号0570-078374。平日9:00–21:00/土曜9:00–17:00。必要に応じて弁護士相談の案内も受けられます。ナビダイヤルが使えない場合の代替番号は公式に掲載されています。
こころの健康相談統一ダイヤル。眠れない・不安が強い・涙が止まらないなど、心の負担が大きいときに。
番号は0570-064-556。接続先と受付時間は自治体によって異なるため、公式ページから最新の案内を確認しましょう。
よりそいホットライン。暮らしの悩みやつらさを幅広く聴いてくれる窓口です。
番号0120-279-338(24時間)。IP電話用番号や被災地専用番号の案内もあります。
状況別・最短ルート早見表
| お困りごと | まずかける電話 | ポイント |
|---|---|---|
| 残業代・長時間労働・有休 | 労働条件相談ほっとライン(0120-811-610) | 夜間・土日も対応。次の平日日中は労基署や労働局に具体相談。 |
| 解雇・雇止め・不利益取扱い | 総合労働相談コーナー(各地の労働局・労基署) | 平日日中が中心。近隣窓口の受付時間を確認。 |
| 手続や法的整理の方向性を知りたい | 法テラス・サポートダイヤル(0570-078374) | 平日夜21時まで。必要に応じて専門家相談へ案内。 |
| 心が限界に近い・眠れない | こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556) | 接続先と時間は自治体で異なる。公式案内を確認。 |
| 通話やサービスの料金トラブル | 消費者ホットライン(188) | 最寄りの消費生活センターにつながる共通番号。 |
| つきまとい・脅しなどの不安 | #9110(緊急時は110) | 非緊急相談は#9110。受付時間は都道府県で異なる。 |
夜間・土日に強い窓口と、メンタルがつらいとき
平日昼に動けない人は、労働条件相談ほっとラインが頼みの綱になります。
平日夜22時、土日祝も対応なので、仕事終わりに相談しやすいです。
心が折れそうなときは、こころの健康相談統一ダイヤルやよりそいホットラインに連絡を。
状況に応じて各地の相談につながる仕組みになっており、夜間や休日の支えにもなります。
無理に全部を説明しようとせず、いま感じていることから話して大丈夫です。
退職代行を検討する前に|契約の前に確認したいこと
民間の退職代行を利用する前に、まずは公的窓口で状況を整理しておくと安心です。
また、「交渉」を伴う行為は弁護士でない者が行うと問題になる場合があります。
サービス内容や範囲、費用の説明をよく読み、不安があれば法テラスや労働局に相談してください。
料金トラブルや誤解が生じたときは、消費者ホットライン(188)に相談できます。
年末年始を除き原則毎日利用できますが、地域によって受付時間が異なる場合があります。
占いやココナラなどの電話相談を使うなら|気持ちの整理の場として
気持ちを吐き出したい。第三者に話を聴いてほしい。
そんなときに民間の電話相談サービスを活用する人もいます。
たとえばココナラの電話相談は、相談料が1分単位で加算される仕組みです。
相談前に1分あたりの料金・通話方法・課税の有無・支払い方法を必ず確認しましょう。
気持ちの整理には民間サービス。制度や権利の確認は公的窓口。
このように役割を分けると安全です。
スムーズに退職へ進めるための基本フロー
① 電話で現状を言語化。夜間・土日は労働条件相談ほっとラインで状況整理。問題の種類を確認します。
② 平日日中に具体策を確認。総合労働相談コーナーで、就業規則・雇用契約書・勤怠記録の見方や、会社への伝え方の注意点を相談します。
③ 法的な整理が必要か判断。法テラスに連絡し、紛争解決の方針や専門家相談の要否を検討します。
④ 記録と段取り。退職意思は書面・メールなど記録に残る形で。
引継ぎ案や有休消化の希望も整理します。
ハラスメントのメモはいつ・どこで・誰が・何をの順で簡潔に残しておきましょう。
よくある疑問と答え
Q. 夜間や土日でも相談できますか。
A. できます。労働条件相談ほっとラインは平日夜・土日祝に対応しています。
平日日中は総合労働相談コーナーや各地の窓口を併用しましょう。
Q. 警察への相談はいつでも大丈夫?
A. 緊急時は110です。
非緊急の相談は#9110で、受付時間は都道府県により異なります。
詳細は政府や警察のページをご確認ください。
Q. 相談で個人情報を伝えるのが不安です。
A. 相談内容に応じて必要な範囲で話せば十分です。
問い合わせの前にメモを用意すると安心です。
ハラスメントの相談は、いつ・どこで・誰が・何をを簡潔に伝えられるとスムーズです。
Q. 料金トラブルが起きたら?
A. ショップやサービスとのやり取りはスクショで残し、困ったら消費者ホットライン(188)に相談しましょう。
最後に|迷ったら「無料で中立」→「専門」へ段階的に
仕事を辞めたいと感じるほどがんばってきた自分を、まずねぎらってください。
そのうえで、夜間や土日に強い窓口で気持ちと状況を言葉にする→平日日中に公的窓口で具体策を詰める→必要に応じて専門家へという順番が、心身への負担を軽くしつつ前に進むコツです。
本ページの情報(電話番号・受付時間等)は変更される可能性があります。必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
※本記事は一つの考え方の整理です。最終的な行動はご自身で判断し、必要に応じて専門家や公的機関へご相談ください。

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